④アイデアを現実に、レーザー加工機HAJIMEレビュー(名刺作成編)

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この記事は「アイデアを現実に、レーザー加工機HAJIMEレビュー」の関連記事になります。

前回に引き続き、いよいよ「HAJIME」を使って実際に素材を加工していきます。
今回はレーザーによる切り抜き加工を行った、インパクトのある名刺を作ってみたいと思います。

完成品

今回の手順で必要になるもの
SANWA SUPPLY インクジェットプリンタ用紙 つやなし/0.28mm厚/A4サイズ
Adobe Illustrator CC‎

材料
名刺の淵部分もレーザーで切断したいので、名刺用の紙ではなく通常のインクジェットプリンタ用紙を使用することにしました。

加工用のデータを作成
イラストレーターを使って加工用のデータを作成していきます。
後ほど使用する加工機を操作する専用ソフトウェア「HARUKA」は、赤線を切断部分、黒塗り彫刻部分とみなして自動的に加工してくれます。
今回は切り抜きの名刺を製作したいのですべて赤線で作成しましたが、黒塗りと混合したデータを作成し、一部は彫刻、一部は切断といった加工をすることも可能です。

「HARUKA」を起動
加工機の制御ソフトウェア「HARUKA」を起動します。
加工機の電源を入れたとき、画面左上の電源マークが赤色になっていれば正常です。
筆者の環境では赤色にならずにソフトウェアがフリーズすることが多々ありました。HARUKAを一旦停止して再起動したり、加工機を再起動することで復旧するので、うまく認識できない場合は試してみてください。

作成したデータを「HARUKA」に転送
メニューから「ファイル→スクリプト→HARUKAに転送」で作成したデータが転送されます。

素材のセットとレーザーの焦点合わせ
A4厚紙を本体内部のハニカムテーブル上にセットし、付属の焦点合わせツールを使ってレンズの高さを調整します。

焦点合わせツールは白い樹脂のようなもので、素材とレンズの間に挟みこむようにしてレンズの高さを調整します。

レーザーの加工モードを選択
レーザー加工機の加工モード(レーザー出力、速度、解像度など)を選択します。
「HARUKA」は初期状態で非常に多くのプリセットが用意されており、一般的な素材であれば、この中から選ぶだけでいい感じに加工することができます。
今回は0.28mmの厚紙を使用しているので、「P紙 厚紙 0.3mm」を選択しました。

加工開始
全ての準備が整ったら「HARUKA」でスタートボタンをクリックし、加工を開始します。
あとは待っているだけで自動的に加工機が作業を行ってくれます。

完成!
加工機が停止したら完成です。
綺麗に切り抜きすることができました。

セットアップから加工まで、ほぼ1日作業でしたが、途中でつまずく事もなく完成まで作業を進めることができました。
今回は紙の素材を選択しましたが、「HAJIME」は木材やアクリル、ガラスや革製品など多くの素材に対応しています。

「HAJIME」は現時点では個人で購入するにはインパクトのある金額になっていたり、ソフトウェア部分で不安定な部分があったり、まだ伸びしろの多い製品だと思います。

ただ、他の安価なレーザー加工機に比べ周辺機器のコンセントが1つで済むように工夫されていたり、加工モードに多くのプリセットが用意されていたり、利用者がより使いやすい製品になるように多くの工夫、努力を感じる事ができる、非常に好感の持てる製品でした。

加工用の専用ソフトウェア「HARUKA」も頻繁にアップデートしているとの事なので、今後さらに使いやすくなっていくことが期待できます。

レーザー加工機「HAJIME」についての問い合わせは下記リンクから
オーレーザー株式会社

Oh-Laser

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